『ぼくのプレミア・ライフ』
でも、これを映像化するとなると話はべつ……と思ったら、ちゃんと著者のホーンビィ自身が脚本を書いて、原作のテイストを残しつつ、映画としても楽しめるものに仕上がっていました。映画として見せるために、アーセナルがリーグ優勝した1989年を舞台に、主人公ポールと同僚サラの恋愛をからめて描いています。そのせいで、ポールのフットボール中毒ぶりはやや中途半端。“生涯のうち、妻を替えることはできても、応援するフットボールチームを替えることはできない”というサポーター精神が伝わってきませんでした。
それから、サラとつき合うようになるいきさつがよくわからなかったな。反発しながらもちょっと気になっているらしきところは描かれていたものの、結ばれる過程がすごく不自然じゃないかしら? 雨の日に車で送ってもらったくらいで、「コーヒーでも飲む?」はまあ許容範囲としても、なんでいきなり「今夜、泊まっていく?」という話になるんでしょう?(^^;)
それでも話としてはうまくまとまっているし、アーセナルの優勝で町がお祭騒ぎになるところなんかはとても楽しかった。去年のレッズのリーグ優勝を思い出し、ちょっとじんときたりもして。
ラベル: 映画
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