2006/12/30

2006年に出かけたライヴ

マグニフィセント・セヴンス Pressure Chief As Is Now
Have a Nice Day X&Y サークルズ・アンド・サテライツ~デラックス・エディション
U218 Singles The Road to Escondido

 ひさしぶりによくライヴに出かけた1年でした。8バンド10公演ですからね。これでも、あきらめたものがいくつか。いちばんの心残りは、富士スピードウェイで開催されたウドーのフェスに出演した Alice In Chains を見なかったことかな。わ~ん、ジェリー。(T_T)

 で、2006年中に見たライヴは以下のとおり。

1 Thunder@CLUB CITTA'(2月18日&19日)
2 Cake@CLUB QUATTRO(3月16日)
3 Paul Weller@Zepp Tokyo(4月1日)
4 Bon Jovi@東京ドーム(4月9日)
5 Coldplay@日本武道館(7月18日&19日)
6 Rooster@SHIBUYA-AX(11月13日)
7 U2@さいたまスーパーアリーナ(11月29日)
8 Eric Clapton@さいたまスーパーアリーナ(12月2日)

 サンダーはあいかわらず楽しかった。1日目はうしろのほうでまったり見てましたが、2日目はがまんできずに最前へ。いやー、はじけた、はじけた。ところで、このライヴ、DVDで出るんですよね。(^^;) 映っちゃったかなあ。ケイクはデビュー当時からずっと好きで、やっと生で見られて感激。いや、すごく音がかっこよくてグルーヴしててノリノリ(死語(^^;))でした。東京公演を両日ともおさえなかったのが悔やまれます。新譜を出したらまた来てね。

 ポール・ウェラー御大はもうかっこいい!のひとこと。遅く行ったわりには前のほうの場所がとれて、友人とふたりではじけてきました。それから10日とおかずに見たボン・ジョヴィは、ボン・ジョヴィ仲間とアリーナの最前で堪能。こんな至近距離でジョンを見ることはもうないかもしれない……でも、最前とは言え、東京ドームのアリーナってステージまでの距離がすごくあるんですね。

 初めて見た Coldplay は音も演出もすべてがすばらしかった。2日分合わせてこれが2006年のナンバー1ライヴ。Rooster は若い女の子がきゃあきゃあ言っていて、アイドル……という言葉をひさしぶりに思い出しました。そか、あたしみたいなおばさんが行ってごめんよ。音がいまいちなのが残念でした。

 思いがけずチケットがとれたU2もよかったなあ。8年前の東京ドームはパスしてるので、感激もひとしお。このハコでこの人たちが見られるなんて……。アコースティック・バージョンの Walk On には涙が出ました。クラプトンも JOURNEY MAN 以来の出来のよさ。そうそう、あたしはこういうクラプトンが聞きたかったんだよ~。いつも思うんだけど、Wonderful Tonight が流れを悪くしているような……。

 来年の初ライヴはスティーヴィー・ワンダー@さいたまスーパーアリーナの予定。なんとなくいきおいでチケを取ってしまいましたよ。(^^;) 

ラベル:

2006/12/16

映画:『モンスター』

モンスター プレミアム・エディション この映画の主人公アイリーン(映画のなかではおもに“リー”と呼ばれているけれど)は、海外の凶悪犯罪に興味のある人ならたいてい知っている、アイリーン・ウォーノス。そう、1989年から1990年にわたって男性ばかり7人を殺し、アメリカ犯罪史上初の女性連続殺人犯と言われた、あの人です。

 映画はいわゆる、“不幸な生い立ちが彼女を犯罪に駆り立てたのです”というような同情を煽るようなものにはなっていないけど、悲しくてやりきれない映画でした。テッド・バンディとかジェフリー・ダーマーみたいな連続殺人犯は、自分を誇示するために人を殺している場合が多く、その心理はとても理解しがたいし、この人たちを救う方法などなかったのだと思えるけれど、この映画で描かれているアイリーンはそういう連続殺人犯のイメージとはちょっとちがいます。彼女はセルビー(本人の許可がおりなかったのか、実際の名前とはちがっている)というレズビアンの女性と出会い、生まれて初めて人から必要とされる喜び、自分を受け入れてもらえる喜びを知るのですが、セルビーのわがままに翻弄される形で次々と男性を殺し、金品を強奪していったわけで、運命の皮肉を感じずにはいられませんでした。

 この映画、シャーリーズ・セロンが外見までアイリーンそっくりになって熱演しているのが話題になりましたが、たしかにすごい。顔、けっこう似てますねー。肌の荒れ具合とか、むくんだ感じとかもリアルです。それに、服を脱いだときの、お肉のだぶつき具合もすごい。自堕落な生活を送ってきたという感じがよく出ています。13キロ太ったというけど、それだけじゃああはならないと思うので、あれも特殊メイクなのかなあ。

ラベル: